最初が一番下手
新しいことを始めたら、一番最初が一番下手で、練習を積み重ねて上手くなります。柔道部に入ったならば、1年先輩には手も足も出ず投げ飛ばされます。
しかし、投資となるとなぜか最初から簡単に勝てる、儲けられると思う人がいるようです。十分な勉強をせずに参加すれば資産が減ると考えるのが当然です。
勉強していれば、最初は少しずつ減る資産が、いずれ下げ止まり横ばいになります。それは勉強が功を奏し、技術が向上した証し。その先に、資産が右肩上がりになる世界があります。
多くの人は、勉強をせずに最初から大きな資金を入れて大きな損失で撤退します。もっともったいないのは勉強をしているのに資産が右肩上がりになる前にあきらめてしまう人です。
右肩上がりになるまで、1年かかりますよというと「そんなに!?」と思う人もいるようです。柔道1年やったら柔道界でどのくらいの位置づけか、ピアノ1年練習したらピアノ界でどのくらいの位置づけか考えれば、投資は早ければ1年で勝てるようになるなら、非常に短期間であると思います。
最初が一番下手。少しずつ上手くなります。自分の望む生き方をするためにがんばって欲しいと思います。
| - | 13:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
勝てるトレーダーの共通項 1 「信用」
私は今まで何人もの優秀な投資家に会ってきました。そういった人のつながりに非常に感謝をしています。
なぜなら、彼らの行動様式の中に共通項目を見いだし、自分もそうあろうとすることで勝てるようになったといっても過言ではないからです。
そんな「勝てるトレーダーの共通項目」を、本や雑誌が取り上げない(※)切り口で紹介したいと思います。
※雑誌等はやはり読者の求める情報を提供することがミッションですから、例え役に立つことであっても地味であれば掲載されません。逆に、あまり実践的でなくとも楽しい内容であれば掲載されることも・・・?

勝てるトレーダーの共通項目1「信用」
このblogをお読みいただいている方はお金に関心がある方が中心であると思うのですが、あえて断言してしまうとお金が絡むとろくな事がありません(笑
そもそも、私自身も贅沢をしたくて投資をしているのではありません。あくまでも生きていくためです。プラスアルファとして、縁のある人のお役に立てればと。それなりな贅沢は十分しました。サラリーマンの数倍〜数十倍のお小遣いを使ってみましたが、結局退屈しのぎにしかなりません。勉強になりました。ただトレーダーとして手に入れた時間的、人間関係的「自由」、これだけは何物にも代え難いです。

さて、お金なんて所詮その程度のものと言ったところで、しかしどうしてこの"魔性"に踊らされる人もいます。私に限らず投資家に近づいて、「金づる」として見る人は結構多いのです。言いようは様々ですが、結局「おごってくれ、貸してくれ、儲かる話を教えてくれ」という話か「払わないよ、返さないよ、儲からないよ」という話ばかりです。そういう話は聞き飽きていて、別に是非もないです。ですから、怒りませんし、むしろ気の毒に思います。
他人とのコミュニケーションの中で、今までその人がどういう人生を歩んできたか、もしくはこれからどういう人生を歩もうとしているかで、大体人間性が伝わってきます。その場のとりつくろいは体を成しません。私たちにとっては心ない方と縁を作ってしまうことが人生におてい最も大きなマイナスの影響を与えるので、慎重に信用できる人としかお付き合いしないことになります。
「投資で成功する→心ない人が近づいてきて嫌な気持ちにさせられる→信用できる人とだけ付き合う」という流れはどうしてもできてしまいます。そしてこの流れにより、成功する投資家の遺伝子(考え方、ノウハウ)は信用できる人の中で伝承されることになります。結果として「信用」というのは勝てるトレーダーの共通項目になっているのです。他の仕事における成功にも言えるかも知れませんね。私が信用を大事にしない方を気の毒に思うのは、結局お金をマーケットに貢ぐ側から脱却できないだろうとか、いい仕事、仲間に巡り会うことが難しかなと思ってしまうからです。もちろん、本人の努力や周りの助けでいくらでも道は開けると思いますが。

もう一つ、裏(?)の話をしますと、信用できない人間でも、投資家として成功する道があります。それは、嘘をつきまくる、約束を破りまくる、他人を騙しまくるという方法です。実際それでかなり儲かっている人もいました。ものすごく熱心で上手いんですね。ぜひ「プロフェッショナルの流儀」に出て欲しいです(笑 茂木さんがどうコメントするか見物です。
そういう彼ら能力、資産、口車に引き寄せられてはいけません、仕手株とか、未公開株とか、その他どんな形であってもです。結局は彼らのカモになるか、自分が騙す側にまわるかしかありません、ダースベーダーのようにダークサイドの力です。

私のblogを読んでくれている人は心ある方だと思っていますし、少なくとも教室にいらしている方はきちんとされた方です。海外の恵まれない子供達に寄附をしたいという方もいらっしゃって、意識の高さを感じました。後ろめたさがなければ大変なことも乗り越えられますしね。こうやって、きちんとした人のコミュニティの中で、ノウハウなり考え方が伝承していくことを私は喜びに感じます。それは私に縁を与えてくれた偉大なる先輩トレーダーの方々の力でもあり、感謝しています。
「良い心持ちの方ほど勝てる可能性が高い」そしてまた「勝つべきである」ということを信じて、多くの方にぜひ成功をしていただきたいと思っています。
| - | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
二刀流の会得
なぜ私は株式投資ではなく225先物で勝負をしているのでしょうか。
株式投資の基本的な考え方は、株価の上昇に期待しているというものです。
日本の高度成長期を振り返ってみると、株価はもちろん、地価、給料、人口など全てが右肩上がりでした。しかし現在の日本は成熟期に入ろうとしています。この成長性の落ち着きをこれを前向きに受け止めるならば、がむしゃらに発展を追い求めていた時代から、経済、人口など全てを適切な水準に落ち着かせようという時代への変容であり、それは自然の力が働いているようにも思います。
このような時代の変化に伴い、投資のあり方も変化する必要があります。今までは「もっと上がる」を前提とした投資でしたが、これからは「適切な水準へ向かう」ことを前提とした投資になります。どいういうことかというと、割安であれば今まで同様に買う投資、しかし割高であればそれを冷静に受け止め、"売る"投資も併せて考えなければいけない時代なのです。
価格というのは常に「適切な水準」にあるとは限らずある程度のブレ幅を持って上にも下にも「行き過ぎ」を繰り返します。デフレになれば100円ショップで生活用品がなんでも揃えられるようになる一方、インフレになれば一食分の食事でも札束で支払わなければいけなくなります。株価も、ソフトバンクが20万円になることもあれば、2000円にまで値下がりすることもあります。もし、安すぎるのであれば今まで同様に買えばいいのですが、高すぎるならばこれからはそれを売る時代なんです。

株式投資でも「空売り」はできますが、逆日歩と呼ばれる金利を支払わなければいけなかったり、空売りできる対象が限られていたり、他にも様々な規制がかけられているため、買いと売りはイーブンであるとはいえません。しかし日経225先物&mini;にはそういった規制はありません。あくまでも売りと買いは同列に扱われます。つまり、安ければ買い、高ければ売るという当たり前のことが当たり前にできる投資なのです。

すでに、海外のヘッジファンドだけでなく国内の投資会社も含めて、買い一辺倒の投資ではないのです。あくまでも、全てが適正な水準への動きと、その逆方向への動きを捉えるという、極めてクールでフラットな投資です。彼らから見れば、日本人が慣れ親しんだ「値上がりを期待する買い」一辺倒というのは、むしろ例外的なものです。

そう行った状況に我々も対応し「値上がりを期待する売買」という旧来型の投資手法から脱却を検討されてはいかがでしょうか。
「適正な水準へ向かう動きを捉える売買」と「適正な水準から乖離していこうとする動きを捉える売買」。
225先物はこういった新しい時代にあった投資対象の一つです。20年の歴史の中で培われた制度の公平性、システムの洗練など、どれをとっても世界に冠たる取引所であり、投資対象であると考えています。

みなさんも「買い」と「売り」の二刀流を会得して、上げ相場、下げ相場どちらでも運用益を出せるように頑張って勉強されてみて下さい。
| - | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
10連敗してもいくしかない
私は10連敗という経験はまだありません。しかし5連敗くらいなら結構あります。
コインを5回投げて全て裏になる確率は2^5=16。勝率が50%なら、16分の1の確率で5連敗します。1日1回トレードしていたら、月に1回くらいは5連敗するということですね。
そんな連敗後にエントリーする時の気の重さといったらありません。マウスをクリックする指が動かなくなるのです。せっかく高性能なマウス&マウスパッドを使っいいても、肝心なときに気が萎えてボタンを押せないようではまったく意味ありません、いつもホコリの掃除までしているのに(笑

経験のある投資家であれば連敗のあとのエントリーの難しさを誰もが知っています。しかし、それでもエントリーはしなければならないのです。
それはなぜでしょうか?
私らしく論理的に説明をします。
トランプを例に挙げます。数字は1〜13、7が真ん中です。それが4つのマークで計52枚あります。
もし、1〜6を引いたら勝ちで、8〜13を引いたら負けというゲームをしたとします。そして真ん中の7、これも勝ちにカウントします。
28/52の確率で勝ち、24/52の確率で負け。少し有利ですね。
ここで大事なポイントがあります。引いたカードは山に戻すのか、戻さないのか。戻すならば毎回の勝負の勝率は変化しません。しかし、戻さないならば1枚引く度に次ぎの勝率が変動します。負けが込んだら、その後は勝ちやすくなります。勝ちが連続したら、負けやすくなります。
常に勝率が一定の前者を独立事象、勝率が変化する後者を従属事象といいます(難しい言葉ですみません)。
トレードの基本は独立事象です(そうでない場合もありますが)。ですから、前の勝敗に次の勝敗が影響されることはありません。自分の投資技術が優良なものであるならば、5連勝しようと10連敗しようと、その次ぎも自分に有利な売買であることに変わりはないのです。「5連勝もしたからそろそろ負けるかもしれないので様子を見よう」とか、「10連敗もしたからまた負けるかも知れない」という考え方ではチャンスを逃すことになる無駄な思考です。
今回のエントリのタイトル「10連敗してもいくしかない」とは強い意味を込めています。
実際、私も連敗の後で、もいつもならいけるのに、ある時最後の最後でいけなくて、たった数時間の間に夫婦でヨーロッパに行けるくらいの利益を逃したなんて経験もあります。しかし、そういったことを経て、成長し、今があります。

あなたの前にトランプがあります。引く度にそのカードは山に戻されます。
引いても引いても8以上のカードが出て、連敗に次ぐ連敗。
それでもあなたは勇気を持って次のカードを引けますか?

最後は心の持ちよう、心のありようが結果に反映されます。

技術を確立したなら、不動心を得て、10連敗の後も行くしかありません。

#でも破産だけはしないでくださいね(^^;
| - | 03:11 | comments(1) | trackbacks(0) |
イマジネーション、ストレス発散
先日ある方に勧められた美術展に行ってきました。
GWはどこへ行っても混んでいるので、連休明けの平日に行ってきました。
投資家の良いところは、場が引けてさえすれば、もしくはその日の動きが悪いと思ったら、昼間からら遊びに出かけられるところです。

私も普段は合理的、論理的と、そんなことばかりを繰り返していますが、トレードの本質はイマジネーションであったり、ストレスとの戦いであったりします。
いかに発想力を広げられるか、またストレスを発散しながら前向きな気持ちを持ち続けられるかは大変重要です。

勉強も大事ですが、あまりにも疲れたり、損したら、適当に忘れて気分転換して下さい←自分への言い聞かせです(笑。
| - | 11:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
投資と家庭の両立について
私にとって投資と仕事は別の物ではないのですが、お勤めやご商売をされている方にとっては仕事は仕事、投資は投資ということになるかと思います。
しかし投資も収入を得るための手段という意味においては同じです。

ある方から、投資(仕事)と家庭の両立についての質問を受けました。
ライフデザイン教室というテーマに沿った質問ですね。投資をするにおいては、個々人が「自分は何のためにどのくらい得たいのか、代わりに何をあきらめられるのか、何はあきらめるべきではないのか」などを熟考し明確にしていく作業は投資で成功する上で大切なことです。

質問自体は至極もっともなものです。
結論だけ言うと、投資の研究に打ち込めば打ち込んだだけ、それだけ成功する確率、度合いは高くなります。逆にいえば「週に1回30分の勉強」では勝てるはずもありません。したがって、本人が勝ちたい度合いに応じてお金、時間、手間暇を掛けて頂ければと思います。

当たり前のことを当たり前のこととして回答しても、知恵がないので、私なりにこのテーマでお話をさせていただきたいと思います。

人生において多くの人が仕事と家庭の両立に大なり小なり失敗しているという現実があります。特に、投資や仕事で大きな成功した方は家庭的な問題を抱える確率が高いです。
あまりにも投資に没頭すれば、資産を築くことに成功したとしても、家庭を失うということになりかねません。家庭崩壊で本人がつらい思いをするのはともかく、他人(家族)を巻き込むということは感心できることではないのではありません。しかし、私が直接知るトレーダーでもそのようなことになった人を何人か挙げることができます。

「何かを得る」ということは、「それを得なかった時に得るはずだった他のものを失う」ということです。ケーキ屋さんになれば毎日ケーキを食べられますが、その代わりに「たまにケーキを食べるうれしさ」を失います。

先日NHKアーカイブスで手塚治虫先生が放送されていました。デビュー後は人生のほとんどの時間を原稿を描くことに費やし、生涯で15万枚描き上げたそうです。当然、家族とのコミュニケーションというものはほとんどありませんでした。では、手塚治虫先生の奥様はそれをどのように思っていたでしょうか? 私の予想でしかありませんが、寂しい部分がありつつも、世界の子供たちに夢を与えた夫に誇らしい気持ちもあったのではないかと思います。
結局、その仕事、投資が何を目的として、どのような結果を出しているかによって、家族の理解が変わると思います。

私の場合ですが、物欲も趣味もなければ、旅行に行きたいという気持ちもなく、ただ家族を食べさせるためだけに投資をしています。私がいつ死んでも遺産で一生お金に困らないようにしたいと以前から考えていました。ですから、私の場合で言えば、家族を守ると言うことと、投資の研究に時間を割くことに、さして矛盾がないんです。だから毎日マーケットのことばかり考えていることができますし、家族とのコミュニケーションもそれなりにできているつもりです。そして、今ようやく時間もできたので、今までの経験を社会貢献に生かせないかと考えて教室を始めることもできました。総合的に考えて幸せだと思います。

さて、以上のようなことを踏まえて考えると、多くの人にとって極限まで投資に時間を費やすことは難しいと思います。なので、短期間に100万を1億にするというような目標の立て方、投資の組み立ては勧めてはいません。もう少し穏やかな努力と目標を実現させるだけでも十分です。例えば投資を始めて初年度はマイナスでも、次の年はトントン、次の年は+5%、というように、少しずつ実力がつけば、10年、20年後には、複利効果で相当な資産を気付くことができます。どんな世界でも継続が力です。特に投資の世界には複利効果がありますから焦らず確実に勉強すべきです。
※複利効果については別の機会にお話ししたいと思っています。
複利効果の効用を体感する前に、失敗して資金が底を突いたり、才能がないんじゃないかと勘違いしてさじを投げてしまう人が多いことは残念です。

私は移動中でも旅行先でもノートパソコンを広げてマーケットを見ること、質問に回答することは全く苦になりません。厳密には肩が凝ったりいつも気が張っていたりしますが、投資に関することであればいくらでもエネルギーを注ぐモチベーションがあります。投資はそれだけ魅力や実利があるものです。
今回の方のように、生活全体として投資のことを考える方は成功する可能性が高いと思います。
みなさんにおかれましては、気を楽にして楽しい気分で、でも気は抜かずに頑張ってみていただければと思います。
| - | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
孫子の兵法に学ぶ3
兵は拙速を聞くも、未だ巧みの久しきを睹(み)ざるなり

訳 短期決戦の成功した話は聞くが、長期戦で功した話は聞いたことがない

株式投資の場合、多くの人の場合長期投資という名の塩漬けが多いようにも思います。私も昔はそうでした(笑
225先物は短期決戦です。タイムフレームとしては、寄りから引けまでで勝負を決するデイトレードと、数日間で決着するスイングトレード、そのどちらかもしくは両方を組み合わせて戦うことが基本となります。私は、225先物を限月フルに3ヶ月引っ張る投資で成功したという話は1人も聞いたことがありません。株式投資の場合は長期戦もありえますが、先物には長期投資はないものと思って下さい。

なぜ225先物は短期決戦でなければいけないのでしょうか? それは「勝てるところだけ勝つ」という戦法を取るべきだからです。高レバレッジで不確定要素が大きいマーケットに"居続ける"ことはできるだけ避けるべきです。「孫子の兵法に学ぶ1」に関連するのですが、日々価格が変化する中では、自分にとっての勝算も変化しているはずです。勝負をかけるのは、その勝算が最も高いときだけにするのが賢明です。ハイレバレッジな投資ですから、勝てるところだけ勝って、それ以外はキャッシュポジションで次の機会をうかがうのがよいのです。ヒット・アンド・アゥエイと考えるとよいでしょう。自信がある日に例えば10ティックなら10ティック取る。1枚でも10万円。週に1回のチャンスだけでもものにすれば、それで月に40万円になります。2枚なら80万円です。とりあえずはそういう収益でいいのではないでしょうか。
| - | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
孫子の兵法に学ぶ2
小敵の堅は、大敵の檎なり

訳 少ない兵力で大軍に挑めば餌食となるばかりである

225先物というマーケットには、機関投資家、ヘッジファンドをはじめとする国内外の巨大資金を持つ大軍が参戦しています。彼らに比べれば個人投資家は所詮一人の兵士のようなものです。そして、彼らの数百枚単位の売買が全体の方向性を作っていることは明かです。もしそんな彼らが大量に売ってくるならば、ひとりの兵士が1枚、2枚ロングで買い支えようとしても全く意味はなく、大波に飲み込まれてしまいます。ゆえに我々個人投資家は、彼らがどっちを向いているのか、それをチャートで確認して、そちらの方に、つまり大軍につくことで、戦績を上げていくしかありません。

個人投資家にも有利なところはあります。それは、戦況を見極めて、はっきりしたところだけ参戦することが可能という点です。会社として運用している担当者は状況が混沌としていても毎日売買することになります。勝手に戦線離脱はできません。しかし、個人投資家は買いが優勢か、売りが優勢か、明確になったところだけ参戦して、また戦況が混乱してきたら退却してしまえばいいのです。この優位性はぜひ活用すべきです。この優位性がある限り、機関投資家よりも個人投資家の方が有利ではないかと思える程の、唯一にして最大のアドバンテージです。
繰り返しになりますが、225先物に参戦するにおいては、短期的な流れの方向にポジションを持つということを原則として、売買を組み立ててみて下さい。
| - | 22:50 | comments(2) | trackbacks(0) |
孫子の兵法に学ぶ1
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而(しか)るを況(いわんや)や算なきに於いてをや。

訳 勝算の多い者が勝ち、少ない者は負ける。いわんや勝算の無いものが勝てるはずがあろうか。

エントリーをするにあたっては、勝てるという勝算を十分にもってエントリーすべきです。勝てるという勝算があまりないのであれば負けてしまうかも知れませんし、ましてや全く勝てるという勝算を持たずに一か八か運を天に任せるだけで投資をするのであればあれば勝てるはずもありません。
勝てるという勝算を持てるようになるまでの投資は、利益のための投資というよりも勉強、練習のための投資と思った方がよいでしょう。ですから、投資を始めて3ヶ月は投資を控えるか、最小限のロットで入るべきだと言い続けています。
また、何を持って勝算があると判断するかの基準については「これが絶対正しい」というものはありません。その人それぞれが最尤と考える勝算のもとに挑むことになります。具体的には「n日移動平均線を越えたから」「レジスタンスをブレイクしたから」などその人が持つ戦略を以て、勝算があるかどうかを判断ことになるでしょう。当然どんな人も100%勝てることはありませんので、何勝何敗かを重ねて、その上でトータルで勝てるのであればそれが勝算があるということになります。実際の所、どんな人でも、どこかは疑心暗鬼でエントリーをしていると言っていいでしょう。
225先物というマーケットは、基本的に「我に勝算があり」と考えている猛者同士の戦いの場です。ですから「勝算があるとは言えない」と思っているうちはなかなか勝てなくてもそれは仕方がありません。少なくとも、基礎知識を身につけてから挑むべきです。
ただし、机上での100回のシミュレーションよりも、たとえ負けても1回の実戦から学ぶことの方が多いというのもまた事実です。ですから、必ずしも負け戦を否定的に捉える必要はありません。最小限度の損失に抑えた上でまずはエントリーし、その中で得る物を得てしまうという方法もあります。ただしこの場合、最も避けなければならない負け戦が2パターンあります。ひとつは「得る物がない負け戦」、もうひとつは「致命傷を受ける負け戦」です。勝っても負けても有意義な売買をするべきです。
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「相場は生きている」
お世話になっている編集者さんが出された新刊をお送り頂きましたのでこちらで紹介させて頂きます。
「相場は生きている 相場心理学」

半世紀も前に書かれたもので、一部の方に復刊が強く望まれていた書籍です。
投資には、数理的な部分と、感覚的・メンタル的な側面があります。前者の要素はいわゆる金融工学としてこの半世紀で大幅な進歩を遂げました。しかし、後者においては本書を紐解くと当時と現代の差はあまりありません。それはまるで、物質的には豊かになっても、人類の心は全く成長していなかったことを裏付けるかのようです。投資においては、感覚的、メンタル的な部分が何時の時代も普遍的に非常に重要であるということを確認するにおいて本書は役に立つことと思われます。
続編に「相場は生きている 相場実践編」もあります。
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