オーバーナイトリスクの回避
先日のDOW下落による大きなギャップダウンで、それを回避する方法はないかという質問が何件かありました。
「逆指値で逃げられるか」という質問もありましたが、常識的に考えて大証が開いていなければ、逆指値でロスカットはできません。
ただし、大証が終わったあと、海外の取引所SGX、CMEを通じて売買することで、両建て状態にすることは可能です。しかし、SGX、CMEを売買する場合、海外の証券会社を通じて発注するか、国内のごく限られた取り扱い証券会社を利用するしかありません。
国内の場合、ひまわり証券、きっと証券、藍澤証券がネットで売買できます。日本の225先物に比べると、手数料は、月額手数料などが割高になる欠点はありますが、リスク管理の幅張り広がります。
また、大証がイブニングセッションといって、15:10の取引が終わった以降も、売買ができる仕組みを9月18日より開始予定です。こちらであれば、15:10までに持ったポジションをクローズすることも可能です。

売買できる時間が複雑なので整理します。

大証
09:00〜11:00
12:00〜15:10
16:30〜19:00

SGX
08:45〜11:15
12:15〜15:30
16:30〜20:00

CME(円建て)
夏時間
20:00〜06:30
07:00〜08:00
冬時間
20:00〜07:30

CME(ドル建て)
夏時間
17:00〜06:30
07:00〜08:00
冬時間
17:00〜07:30

(SGXとCMEの時間についてはひまわり証券さんのサイトを参考にさせていただきました)

海外の売買はなんだか難しそうだなぁという方は、オーバーナイトせずに毎日大引けまでに手仕舞うことでギャップに対するリスクは背負わなくてすみます。スイングトレードの場合はそうもいかないですけどね。

あとは、せめて大証で売買できる間は逆指値を入れておくこと。暴落は日中にもきますしね。これは先物に限らず、個別株でもおなじことが言えます。

リスクを取らなければ、リターンも限定的なので、上手にリスクと付き合って下さい。
| - | 13:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
自由、原因、結果
「投資家は自由な時間がある」と言われています。事実、自由な職業だと思います。
ただ、自由とは「遊ぶ」という意味ではありません。「何をするか選択できる」という意味です。
そう考えると、実はトレーダーでなくとも全ての人は自由です。会社に行ってもいいし、専業主婦(主夫)をしてもいいし、ニートをしていてもいいわけですが、各人の選択で時間の使い方を決めています。

時間もそうですが、お金の使い方も選択の自由があります。

子供の頃、お小遣いをもらってお祭りに行き「水風船」とか「水飴」を買いましたよね。どれを買おうか悩みながら、いろいろ楽しめるんですよね。
私の場合、お祭りになると500円もらって出店に行きました、でも友達がいろいろお金を使っていても「それは本当に必要かなぁ」と思っていました。結局使わず家に持って帰り親に返しました。すると「え?」という顔をして、くれるというのでそのまま貯金していました。
そして、その積み重ねで、大学生の頃には車を買えるほどになり。安い車とはいえ自分のお金、しかもキャッシュで車を買った人は周りにはおらず、私だけでした。。

ここ数年の私は、お金と時間の多くを投資の研究に費やしました。1日に20時間くらい投資について考えています。寝ていても夢の中でチャートが現れます。それを何年間も続けています。旅行等も毎年行きますし、毎日テレビを見たりもしていますが、それでも時間の無駄遣いはしていない方だと思います。

「今」という結果は、過去の自分の選択によって成り立っています。
もし今の自分が得ている物、現状について「少ない」とか「つまらない」と不満を感じたとしても、それは図らずも自分の選択を原因としています。
そして今できることは、自分の未来をより良いものにするために、常に「今」の選択をしっかりとすることだけです。

これはトレードも同じです。売るも買うも自由。結果は損益という形で現れます。

私はトレードでたくさんの選択を間違えてきました。人生ではさらに多くの選択を間違えてきました。反省しています。だからこそ、常に「今」の判断に最善の努力をしたいと思っています。これからも、たくさんの判断を間違えると思いますが、少しずつでも、しっかりとした判断ができる人間になりたいと思っています。
| - | 09:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
低ボラティリティについて
最近、あちこちで「ボラティリティが低い」という意見がよく聞かれました。私の所へも「ボラが低くて困っている、いつになったら拡大するのか」といったメールが何通か来ていました。
このところの急落で、ボラは広がっています。
さて、これによって利益は上げられていれていますでしょうか。
ライフデザイン教室の生徒さんの中にはこの下げで大きな利益を上げているかたもいらっしゃいます。
マーケットというのは、ボラが高い時期もあれば、低い時期もあります。
低いボラに不満をもらすのではなく、
・ボラがなくなっても利益が上げられるようにする
・ボラがないと利益が上げられないのであれば、拡大するまで待つ
のどちらかしかありません。私は難易度が高いことにも挑戦し、前者で取り組んでいますが、一般的にはボラがなければ売買は難しくなります。
利益が上がらないことや損失が出ることを何かのせいにするのではなく、自分でコントロールできる部分と、コントロールできない部分に分けて、コントロールできる部分で勝負し淡々と損失を抑え、利益を上げていくしかありません。
| - | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
マーケットコメント
昨日させていただいたコメントを踏まえてとなりますが、今日は18,320円越え失敗なので、一旦押すのはやむなしですね。
CMEでは18,365円を付けていたので、一気にギャップアップか?と思ったのですが、そうも簡単ではありませんでした。
押し目を拾う展開です。というわけで、慎重に。
| - | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
マーケットコメント
6/20と7/5に18,320円をつけています。これは、2/26の高値18,310円が意識された数字です。10円の違いはありますがほぼ同値。今日も18,300円までつけましたがこれもこの高値を意識した同値水準と考えて良いでしょう。
このところ「ボラが小さい」とよくいわれています。数値的に見ても、オプションのHV(ヒストリカル・ボラティリティ)、IV(インプライド・ボラティリティ)が非常に縮小しています。結果、指値注文が狭い値幅に集中し、板がぶ厚くなって「1,000枚サンドイッチ」状態で動けません。売板8本中7本が1,000枚超になったり、買板に2,000枚超が出現するなど、例がない事態です。これは225先物の人気化による出来高増加だけでなく、ボラ縮小が一因でしょう。何年も先物の板を見ている経験からそう思います。
高値更新できるかできないかの瀬戸際はなので、このような状況になっているのでしょう。
特に明日の寄り付きは気になるところです。

しばしば述べているように、私の投資法はロングとショートの二刀流に重きをおいています。上にブレイクすればロングですし、下落に転じるならばショート、決めつけはありません。「中長期の見通し」も関係ありません。18,320円をブレイクして上に行くならばロング、反落するならショート。単純です。
難しいことは関係ありません。とにかくタイミングよく切り込んでいくだけ、相手より疾く動けば勝ちです。疾く。もっと疾く。
| - | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
孫子の兵法に学ぶ 4 「智将、陸遜」
『昔の善く戦う者は先ず勝つべからざるを為して、もって敵の勝つべきを待つ。勝つべからざるは己にあり、勝つべきは敵にあり。』

訳 昔の名将はまず負けないようにし、敵に隙ができるのを待つ。負けないようにするのは自分の問題、勝てるかどうかは敵の問題。

三国志の時代、中国に陸遜という智将がいました。美しい顔立ちであったとも言われています。陸遜は勇猛果敢に攻めてくる劉備軍に対し、少しずつ下がりながらの持久戦を採り「臆病風に吹かれた」と家臣に評されました。そして戦が長引くこと半年、相手の動きが膠着した頃、陸遜は「そろそろ攻める時」と言い出しました。家臣は「半年も防戦一方で、今頃遅い」と反対しました。しかし陸遜曰く「相手は百戦錬磨の劉備軍、攻め来た時は勝つ算段を十分持っていたに違いない。あの時正面から迎え撃っていたら我が軍は滅びていたであろう。しかし今敵は策が尽き、士気も衰えている。今こそ絶好の好機だ」と出陣し、劉備軍に快勝しました。

2005年の様な上昇相場では「もう天井だろう」といざショートしても、ものすごい勢いの買い方に飲み込まれてしまいます。ショートでするならば、キャッシュポジションでじっくり様子を見て、ライブドアショックや、その後の村上ショックのような大きな下げを取った方が楽だったに違いありません。私もそのタイミングでのショートポジションを持ちました。
「崩すより、崩れるのを待つ」。陸遜のように賢く戦わなければ生き残れません。
| - | 03:43 | comments(1) | trackbacks(0) |
なぜ「ライフデザイン」なのか
その昔の日本。親の言う通り学校へ行き、教師が言う通り勉強し、上司が言う通り仕事をし、国が言う通り税金を納め、医者が言う通り治療を受け、お坊さんが言う通り墓に入る。なんとなく言われたとおりに周りと同じことをしていれば、苦労がありながらもそれなりに人並みの人生を送れた時代がありました。「高度成長期」と呼ばれていたそうです。
ついこの間までのことなのに、やけにセピア色に思えます。
当時、誰もが輝くニッポンの将来を夢見ていました。しかしフタを開けてみれば、年金問題、年金記録問題、介護サービス問題、少子化問題、治安悪化、振り込め詐欺、ニート、ワーキングプア、800兆円の借金、環境問題、エネルギー問題、食糧問題etc. 敗戦国から世界一の経済発展国になるために放置していた問題が一気に噴出しており、これからもボディーブローのように効いてくるでしょう。
別に日本社会を批判するつもりはありません。いいところもたくさんある国です。例えばどこでも誰でも公平に受けられる医療インフラなど世界に類を見ません。
とはいうものの、これからの時代は、自分の人生を自分の手で守っていかなければならないことだけは確かなようです。
ここでひとつ問題があります。日本の教育システムでは、言われたことを言われたとおりにやることが得意な人材育成に力を入れられていました。なので、いきなりこれからは自分の人生を自分で守ると言っても、簡単にはできないのです。

前向きに考えましょう。自分で判断することに慣れていないとはいえ、質の高い教育を受けてきたのは確かです。真面目で継続力もあります。それを今までと少しだけ活用方法を変えればいいのです。
言われたとおりにやるのではなく、目標設定やその実現手段などを自分で考えて決定・実行することに向けるのです。8時間+サービス残業で日本の成長を支えた力の何分の一かの労力でいいので、自分の人生を素晴らしいものにするために使えば、いきなり未来は広がります。
例えば「60歳で定年」というのは通説であって、人によってベストなタイミングは違うはずです。40歳でアーリーリタイアメントするのがその方にはあっているならそれを夢見るだけでなくどうやったら実現できるのか考えてみる。家を中心とする専業主婦ではなく、旅人のように自由な人生がその方にはあっているかも知れません。旅行も2泊3日ではなく「1年間の京都暮らし」にしてしまえば四季折々の情緒を堪能できます。
発想は自由です。その人には、その人だけの人生があるはずです。それを実現させるための手段として投資は「最短距離」です。それになんとなく気が付いているから、このblogをお読みいただいるのでしょう。

投資の目的はお金を増やすためではなく、「自分らしく、豊かに生きる」ためです。
ただし、誰かに任せたら勝手に増やしてくれる、もしくは誰かがいう通り運用していたら自然と増えてくれるというものではありません。
貯金代わりのサラリーマンの方と、ザラ場を見られる主婦の方と、退職金を運用を考える年長の方と、専業投資家を目指す若者と、それぞれ売買のスタイルは異なるはずです。
スタイルを確立するためには、自分で調べて、自分で決めるしかないのです。調べるときは、小石もひっくり返して自分の目でよく見ましょう。決めるときは、欲望と予想の間にある微妙な違いをよく見極めて決めましょう。

投資計画と、人生計画は、表裏一体、密接に関わるのです。
自分の理想とする人生を送れるように、現状の資産規模や仕事・生活状況を考えて、また性格や能力の特性も考慮し、投資の組み立てを自分で考えられるようになる。
そうして、「自分らしく、豊かに生きる」。これがライフデザインです。
| - | 16:14 | comments(1) | trackbacks(0) |
いざ沖縄
SBIオンラインセミナーでのクイズ正解者の方と連絡が取れましたので、7月上旬にお渡ししてきます。
参加賞の「五輪の書mini」の送付はしばらくお待ち下さい。沖縄から帰り次第お送り致します。
| - | 04:52 | comments(1) | trackbacks(0) |
| 1/1PAGES |