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JAL 上場前にすでに7%高? グレーマーケットとは
9月19日(水)にJALが再上場します。



私たちは普通、すでに上場している企業の株を購入しますが、企業が上場が決まったら、少しだけ早めにその株を購入することもできます。新規株式公開=IPO(initial public offering)に申し込むという方法がそれに当たります。
上場日よりも少し前に証券会社を通じて「公募」という形で申込み、株を購入します。公募時の価格を「公募価格」と言います。JALの公募価格は3,790円で、私もこの株価で購入しました。
JALが上場日を迎えると、価格がつきます。上場して最初の価格を「初値(はつね)」と言います。公募価格である3,790円よりも初値の方が高ければ、その差分だけ利益を得ます。当然、公募価格よりも初値の方が安ければその差分が損失となります。
ただし、例外的に、まだ上場していないのに株価がつく場合があります。それが「グレーマーケット」です。グレーマーケット(通称グレマ)とは、日本以外の国で、まだ市場に流通していない株が価格だけで売買されることを言います。
今回のJALの場合、「香港のグレマで4,025円の価格がついた」と報道されました。これは、香港でAさんがBさんにJALの株を4,025円で売った、ということになります。もしJALの初値が4,100円なら、Aさんは75円の損失、Bさんは75円の利益、ということになります。ちょうど、東京の下町で行われている競馬のノミ屋みたいなものです。とは言っても、ノミ屋を見たことはないけれど。
その後、グレマはさらに上昇し、4,050円とブルームバーグが伝えています。すでに公募価格よりも6.8%以上高くなっています。公募に申し込んだ人の心はきっと七つの海より広くなっていることでしょう。

グレマの価格を利益につなげる活用と、グレマの注意点について、9月16日(日)配信のメルマガでお届けします。
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