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『学問のすすめ 現代語訳』筑摩書房からいただきました
筑摩書房の編集者さんより頂きました。
斉藤孝さんの現代語訳です。
カラマーゾフもそうですが、やはり現代語訳の方が読みやすいですね。

以前、教育の歴史について調べて気がついたことがあります。
それは、日本の学問は「海外文化の翻訳」の歴史だということです。

福澤諭吉は、緒方洪庵の私塾「適塾」に学び、
緒方洪庵は、中天游の私塾「思々斎塾」に学び、
中天游は、大槻玄沢の私塾「芝蘭堂」に学び、
大槻玄沢は、杉田玄白の私塾「天真楼」に学びました。

これら私塾における柱は蘭学、医学でした。
蘭学とは欧州の学問です。

諭吉先生らの私塾のお陰で、日本は追いつけ追い越せの流れに乗り、世界第2位のGDPを誇るに至りました。

しかし上り詰めてしまった日本は、蘭学のような学ぶ対象がなくなり、歩むべき道を見いだせない状況になってしまいました。
指示待ちスタイルで仕事していたら出世して社長になってしまい、どうにも非効率な経営しかできていない状況です。

そこでこれからは、米国や中国など外の評価軸で行動するのではなく、自らの評価軸を持つことで豊かな国になれるのです。
ノーベル賞をもらって喜ぶのではなく、ニッポン賞を欲しがられる国。
「そんなの無理だ、ばかげてる」と思っている内は、実現しません。ついこないだも、荒れ地からたった200年で世界の基準になった国があります。米国です。

日本も、50年100年のスパンで自分を肯定できる国になってもらえればと思っています。

今の日本の立つ位置を再確認できる一冊です。


学問のすすめ 現代語訳
斎藤孝
| - | 00:03 | comments(1) | trackbacks(1) |
コメント
新田ヒカルの私塾で学んだ者として
世界をデザイン出来るようになりたいと思います。
| Kiwi | 2009/05/19 8:34 AM |
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