ヘッジホッグ

ヘッジホッグ―アブない金融錬金術師たち

ヘッジホッグ(hedgehog)とは、日本語でハリネズミのことです。
ファンドやそれを取り巻く人たちのことを、触ると怪我をするくらい危ない人たちと表現してるようです。

著者のバートン・ビッグスは、モルガンスタンレーでリサーチ部門を立ち上げ、同部門を30年以上に渡り率いた人物です。
投資のテクニックというよりも、実在のトレーダー、ファンドマネージャ達の模様が描かれています。
作品のレビューは私よりも、amazonのレビュアーさん達の方が上手なので、そちらを参考にして下さい。

私からは1点だけ。
たくさんの情報、幅広い人脈を持つ著者が、唯一自己資金を託しているのがイアンという人物です。著者は彼の印象をこう語っています。
(文章はそのまま引用しています)

「細身で禁欲的な外見をしていて、頭は剃り上げている。非常に賢く、分析を好み、早口で熱のこもった喋り方をする」
「お金を預けたのは、彼の頭脳と根性だけではなく、自制心と知的純粋主義にも感銘を受けたからだ」
「エレベーターで見かけると、いつも山ほど調査レポートを抱えている。オフィスでは隠者みたいに一人で自分の部屋にこもり、真理を探究している。イアンは大成功するだろうか。必ずというわけではないけれど、彼にとってはそれが大成功するための道なのであり、私は彼が成功する方に、自分のお金をいくらか、喜んで賭けるのだ」

著者は「その人が大成功するか先に結果を知る方法はないけれど、自分が信じる道をひたすら歩み続ける人は、最も成功の確率が高い」と考えたようです。

この話には後日談があり、イアンは設定来の運用報酬差し引き後のリターンで10%の成績を上げたにもかかわらず、ファンドを閉じてしまいます。
ネタバレになってしまうので理由はあえて書きませんが、少なくとも著者は残念だったようです。

推薦図書というほどでもないのですが、この週末はこの本を読んでいました。
| 推薦図書 | 16:20 | comments(1) | trackbacks(0) |
一瞬の判断
先日、「情熱を燃やし尽くす」というエントリーを投稿しました。
正に、情熱を燃やし尽くした人の話です。

いざというとき、どう行動するのか。
判断に要する時間は一瞬です。

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| エンジュク更新 | 01:31 | comments(0) | trackbacks(0) |