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iPad miniは完璧なブックリーダー


私はiPad、iPad 2を購入しましたが、New iPadは見送りました。iPadに求めていたものは、たったひとつ「ブックリーダー」としての役割だったからです。

iPadは新しい感覚を味わうための試し買いでした。あらゆる方向から使い倒し、ブックリーダーとしての普及を予想しました。いや、もう少し正確に言うと、私自身がそう使いたい、と思いました。
ただ、iPadはあまりにも重すぎました。もし飛行機が墜落しそうになったら真っ先に投げ捨てなければなりません。

iPad 2は薄型化と同時に軽量化がはかられていたため、期待して発売日に購入しました。しかし改善はわずかにとどまり、やはり長時間手に持つことは到底できませんでした。私がiPad2のレビューを書くなら4文字で済みます。すなわち、「重すぎる」。

iPad、iPad 2を通じて、理想的なブックリーダーの条件が見えてきました。

・重量は300g以下
・画面は7〜8インチ
・CPUはiPad2相当で十分
・バッテリーはiPad2の半分でもOK

つまり、300gという重量がプリンキピア的に存在し、他は読書ができるだけの必要な要件を満たせばよい、というものです。
そんなiPadが発売されることを確信していました。実際、自宅の書籍1,000冊近くをpdf化して原本は破棄しました。

にもかかわらず、New iPadは期待を大きく裏切るものでした。Retinaは悪くありませんが、iPad 2より重量が増していました。私はiPadで本を読みたいのであって、上腕二頭筋を鍛えたいわけではありません。

失望した私は、GALAXY NoteやOptimus Vuなど5インチスマホを真剣に検討しました。しかし、5インチではあまりにも小さすぎます。指で拡縮しながら読みたい読書家がどこにいるでしょうか。それに、これまで数台購入したAndroid端末は、最新のGalaxy S IIIも含めて、ハードもソフトも洗練されているとは言いがたい。特に縦書きpdfを不自由なく読めるアプリは存在すらしていません。
ブックリーダーのようなものは、ブックリーダーのようなものでしかない、ということです。

今私の手元に本はありません。1,000冊近いpdfだけです。もどる橋はすでに焼いてしまいました。
だから、iPad miniの発売を待ちわびる気持ちは「期待」というよりも「祈り」です。

そして、昨夜の発表。

この世の中に、完璧な文章は存在しなくても、完璧なブックリーダーは存在する、と思わせてくれました。

まるでスケッチブックに描いたものが飛び出したような完成度。
足すところもなければ、捨てるところもない。

私は16GBを購入します。64GBだって手持ちのpdf全部はとても入らないのだから。こういう時のためのクラウドです。
今まで買ったiPhone & iPadは、黒が3、白が2、ですから、オセロの手番に合わせて今回は白です。
あとは、11月2日(金)の発売までオプション製品でも眺めて待ちたいと思います。
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